日々ボン

「最終便に間に合えば」林真理子

直木賞を獲った作品が収められている。「最終便に間に合えば」と「京都まで」

最近、直木賞とかそういう賞を獲った作品っていうのは、本当に読み応えがあるのかという検証をしている。

林真理子はまだ読み始めたばっかりだけど、サラっとかる〜く読めていい。重いばかりが小説じゃないよね。これからどんどん読み進めそうな予感。賞を獲った2作品は確かに良かった。すごく「上手い」と思った。

「肩ごしの恋人」唯川恵

唯川恵って読まず嫌いだったんだけど、さすがに直木賞を獲っただけある。面白い恋愛小説。よくできてると思う。文章に変な癖もなく、無駄な情景描写もなく、読みやすい。おも〜い気分になりたくない時に気軽に読める小説として良さそう。林真理子系かなぁ?また読んでみよっと!

「ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った」唯川恵

初めて読む作家。

読みきりの短編集で、全部アンハッピーエンディングなので、途中で「嗚呼苦しい」となった。でもひとつひとつ、はずれのない話だったかな。本をわざわざ買わないで、雑誌とかに載っているくらいがいいと思うけど。

「愛を乞うひと」下田治美

こういう、子供への虐待がメインでその他なし、っていう小説もあんまりないと思うけど、そういう意味で面白かった。少々未消化な部分もあるけど。

「フリッカー式」佐藤友哉

初めて読む作家。

よく分からない。ごちゃごちゃし過ぎ。何でもかんでも面白そうなネタを突っ込んでグルグルかき混ぜて無理やり小説にした感じ。

タブーな素材(近親相姦、等)は、もうちょっとだけ文章力のある人に使って欲しいと思うこの頃。

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でも書いたもん勝ちなんだろうな。賞なんかも獲ってるし。でも私にゃこの小説の良さは全然分からない。続きのシリーズは読まない予定。